PMSで彼氏を拒否してしまう…愛情はあるのに?関係を壊さないための対処法

「月に一度、大好きなはずの彼氏が嫌いになる」
「理由もなくイライラして、心にもない酷い言葉をぶつけてしまう」
「どうして私だけ…」と、PMS(月経前症候群)の時期に別人のようになってしまう自分に、強い罪悪感と自己嫌悪を抱えていませんか。
その感情の嵐は、あなたの愛情が冷めたからでも、性格が悪いからでもありません。
実は、女性ホルモンの急激な変化が引き起こす、脳の「誤作動」のようなものなのです。
このブログでは、PMSで彼氏を攻撃してしまう辛い気持ちの正体を解き明かし、大切なパートナーとの関係を守りながら、二人でこの時期を乗り越えるための具体的な方法を解説します。
PMSで彼氏に当たってしまう…「別れたい」は本心じゃない3つの理由
PMSの時期に湧き上がる「彼氏が嫌い」「もう別れたい」という衝動的な感情。
あまりの激しさに「これが本心なのでは?」と不安になりますよね。
しかし、安心してください。
その気持ちは、あなたのせいでも、彼への愛情がなくなったわけでもない可能性が非常に高いです。
まずは、その感情がなぜ生まれるのか、3つの理由から紐解いていきましょう。
理由1:ホルモンの急降下で感情がジェットコースター状態に
私たちの心は、自分で思っている以上にホルモンの影響を受けています。
特に月経前は、女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量がジェットコースターのように急降下します。
このホルモンの急激な変動が、脳内の神経伝達物質のバランスを乱してしまうのです。
| ホルモンの変化 | 脳内への影響 | 引き起こされる精神症状 |
|---|---|---|
| エストロゲンの急激な減少 | 幸福感や安心感をもたらすセロトニンの分泌が低下する | – イライラ、攻撃的になる – 気分の落ち込み、憂鬱感 – 不安、緊張感 – 涙もろくなる |
| プロゲステロンの変動 | 眠気を誘う作用があるが、分解される過程で脳に影響を与える | – 集中力の低下 – 強い眠気、または不眠 – 無気力感 |
このように、PMS期の感情の揺れは、本人の意思とは関係なく、体内で起きている化学反応が原因です。
普段なら気にならない彼の一言が許せなくなったり、理由もなく悲しくなったりするのは、脳がホルモンの嵐に翻弄されているサインなのです。
理由2:一番身近な存在だからこそ、甘えと攻撃性が向いてしまう
「他の人には我慢できるのに、なぜか彼氏にだけ酷く当たってしまう」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
それは、彼があなたにとって最も心を許せる「一番身近な存在」だからこそ起こる現象です。
| 対象 | 心理状態 | 表に出る態度 |
|---|---|---|
| 職場の上司や同僚 | 社会的な立場や関係性を意識し、無意識に感情をコントロールする。 | – 我慢する – 愛想笑いで乗り切る – 物理的に距離を置く |
| 友人 | 嫌われたくないという気持ちが働き、ある程度の理性が保たれる。 | – 愚痴を言う程度に留める – 会うのを避ける |
| 彼氏 | 「この人ならわかってくれるはず」という無意識の甘えや期待がある。 | – 感情を直接ぶつけてしまう – 理不尽な要求をしてしまう – 攻撃的な言葉を使ってしまう |
心を許している相手だからこそ、コントロールできない辛さを受け止めてほしいという無意識の甘えが、攻撃性という形で現れてしまうのです。
それは決して愛情の裏返しではありませんが、最も傷つけたくない相手を傷つけてしまう、辛いジレンマです。
理由3:「わかってもらえない」孤独感がネガティブ思考を加速させる
PMSの辛さは、経験したことのない人にはなかなか理解されにくいものです。
体はだるく、心は鉛のように重いのに、彼氏はいつもと変わらない様子。
その姿に「どうして私の辛さをわかってくれないの?」という悲しみや孤独感が募ります。
この「わかってもらえない」という孤独感が、ネガティブな思考をさらに加速させます。
- 「彼は私のことなんてどうでもいいんだ」
- 「こんなに辛いのは私だけ」
- 「もう一緒にいても無駄かもしれない」
こうした思考が積み重なり、最終的に「別れたい」という結論に飛びついてしまうのです。
これは冷静な判断ではなく、心身の不調と孤独感が生み出した、一時的な「心の悲鳴」と言えるでしょう。
もう傷つけない!彼氏にPMSを上手に伝えるための3ステップ
PMSの辛さを彼氏に理解してもらい、関係を悪化させないためには、感情的にぶつかるのではなく、戦略的にコミュニケーションをとることが重要です。
感情の波に飲み込まれる前に、彼を「最強の味方」に変えるための伝え方を3つのステップでご紹介します。
【ステップ1】タイミングを選ぶ:嵐が過ぎ去った「穏やかな日」に話す
最も大切なのは、話をする「タイミング」です。
感情が高ぶっているPMSの真っ只中に話を切り出すのは、火に油を注ぐようなもの。
お互いに冷静な判断ができず、喧嘩に発展しやすくなります。
生理が終わり、心も体も落ち着いている「穏やかな日」を選んで、事前に「大事な話があるんだけど、少し時間もらえるかな?」と切り出しましょう。
このワンクッションが、彼が真剣に耳を傾ける準備をさせてくれます。
【ステップ2】具体的に伝える:「私のPMSトリセツ」を作って共有する
「なんとなく体調が悪い」という曖昧な伝え方では、彼もどう対応していいか分かりません。
あなたのPMSを具体的に理解してもらうために、「私のPMSトリセ…トリセツ(取扱説明書)」を作って共有するのがおすすめです。
【私のPMSトリセツ作成例】
- 時期: 生理が始まる〇日前くらいから
- 主な症状(心):
- 些細なことでイライラしやすくなる
- 急に悲しくなって涙が出る
- 人に会いたくなくなる
- 主な症状(体):
- 頭痛がする
- お腹が張って苦しい
- とにかく眠い
- してほしいこと(神対応リスト):
- 話を「そうだね」と聞いてくれるだけで嬉しい
- 温かい飲み物を出してくれると癒される
- 「無理しなくていいよ」と言ってくれる
- やめてほしいこと(NGリスト):
- 「また?」と呆れた顔をする
- イライラしている理由を問い詰める
- 無理に外に連れ出そうとする
また、生理周期を記録できるアプリを共有するのも非常に効果的です。
彼があなたの「PMS注意報」を事前に知ることで、心の準備ができ、思いやりのある行動を取りやすくなります。
【ステップ3】愛情を添える:「あなたを傷つけたいわけじゃない」と本心を伝える
PMSのメカニズムや具体的な症状を説明する際に、最も大切なのは「愛情」を一緒に伝えることです。
攻撃的な言動は、決してあなたの本心ではないことを、言葉にして伝えましょう。
- 「いつも酷いこと言っちゃってごめんね。本当はそんなこと思ってないんだ」
- 「この時期は自分でもコントロールできなくて辛いけど、あなたを傷つけたいわけじゃないの」
- 「いつもありがとう。本当はもっと仲良く過ごしたいと思ってるよ」
このような言葉を添えるだけで、彼は「攻撃されている」のではなく「助けを求められている」と理解してくれます。
あなたの弱さを見せることが、二人の絆をより強くするきっかけになるのです。
PMSを二人で乗り越える!彼氏にしてほしい神対応&NG言動
このセクションは、ぜひ彼氏さんと一緒に読んでみてください。
PMSで苦しんでいる彼女のために「何かしたいけど、どうすればいいか分からない」と感じている男性は少なくありません。
ここでは、彼女が本当に嬉しい「神対応」と、絶対に避けるべき「NG言動」を具体的にご紹介します。
【彼氏へ】彼女がPMSの時に本当に嬉しい「神対応」5選
彼女がPMSの時に求めているのは、問題を解決することではなく、ただ「寄り添ってくれる」ことです。
以下の5つの行動は、彼女の心を温め、安心させる効果があります。
| 神対応 | 具体的なアクション | 彼女の心の声 |
|---|---|---|
| 1. 肯定的な聞き役に徹する | 彼女の話を遮らず、「うんうん」「そっか」「辛いね」と相槌を打ちながら聞く。アドバイスや反論はしない。 | 「ただ聞いてくれるだけで救われる…」 |
| 2. 原因を詮索しない | 「なんでイライラしてるの?」と理由を聞かない。ホルモンのせいだと理解し、そっとしておく。 | 「理由なんてないの!わかってくれてありがとう」 |
| 3. さりげない気遣い | 温かい飲み物を用意する、ブランケットをかける、腰をさするなど、言葉よりも行動で示す。 | 「私のこと、ちゃんと見ててくれるんだな…」 |
| 4. 家事を率先して行う | 「今日は休んでていいよ」と言って、食事の準備や片付け、掃除などを代わってあげる。 | 「身体が辛いから本当に助かる…愛を感じる」 |
| 5. デートプランの変更を快く受け入れる | 外出の予定を「おうちデートでのんびりしようか」と提案し直すなど、彼女の体調を最優先する。 | 「無理させないでくれて嬉しい。優しいな」 |
【彼氏へ】これだけは言わないで!彼女を追い詰める「NG言動」
悪気はなくても、何気ない一言が彼女を深く傷つけ、関係に亀裂を入れてしまうことがあります。
以下の言葉は、彼女の苦しみを否定し、孤独感を深めるだけなので絶対に避けましょう。
| NG言動 | なぜNGなのか |
|---|---|
| 「また生理前なの?」 | 彼女の辛さを軽視し、うんざりしているような印象を与えます。「理解できない」という壁を作ってしまう言葉です。 |
| 「気のせいでしょ」「考えすぎだよ」 | 彼女が感じている心身の痛みを否定する、最も残酷な言葉です。彼女は「誰もわかってくれない」と心を閉ざしてしまいます。 |
| 「俺だって疲れてるんだけど」 | 辛さの比べ合いは何も生みません。彼女はただでさえ罪悪感を感じているのに、さらに追い詰めることになります。 |
| 「そういうの、わがままだよ」 | ホルモンによる不可抗力な症状を、彼女の性格の問題にすり替える行為です。深い自己嫌悪に陥らせてしまいます。 |
辛いPMS症状を自分で和らげるセルフケア習慣
彼に協力してもらうことは大切ですが、自分自身で症状をコントロールする方法を知っておくことも、心の安定に繋がります。
「自分の機嫌は自分でとる」という意識を持つことで、自己嫌悪から抜け出し、自信を取り戻すことができます。
今日から始められる簡単なセルフケア習慣をご紹介します。
食生活の見直し:イライラを抑える食べ物・悪化させる食べ物
PMSの時期は、食べるものが心と体に直接影響します。
イライラを抑え、気分を安定させる栄養素を積極的に摂り、逆に症状を悪化させる可能性のあるものは少し控えてみましょう。
| おすすめの食べ物・栄養素 | 期待できる効果 | 含まれる食材の例 |
|---|---|---|
| トリプトファン | 幸せホルモン「セロトニン」の材料になる | 豆腐・納豆などの大豆製品、牛乳・チーズなどの乳製品、バナナ、ナッツ類 |
| ビタミンB6 | ホルモンバランスを整え、神経の働きを助ける | マグロ、カツオ、鶏むね肉、レバー、バナナ、さつまいも |
| カルシウム&マグネシウム | 神経の興奮を鎮め、イライラを和らげる | 乳製品、小魚、ひじき、ほうれん草、ナッツ類、豆腐 |
| 控えたい食べ物・飲み物 | 理由 |
|---|---|
| カフェイン | 神経を興奮させ、イライラや不安感を増幅させることがある |
| アルコール | 一時的に気分が良くなっても、後で気分の落ち込みを悪化させることがある |
| 精製された砂糖・塩分 | 血糖値の急変動やむくみを引き起こし、不調の原因になることがある |
軽い運動とリラックス法で心と身体を解放する
PMSの時期は無理は禁物ですが、軽い運動は血行を良くし、気分転換になるのでおすすめです。
また、意識的にリラックスする時間を作ることで、高ぶった神経を鎮めることができます。
| おすすめのセルフケア | 具体的な方法 |
|---|---|
| 軽い運動 | – ウォーキング:20分〜30分程度、景色を楽しみながら歩く – ストレッチやヨガ:深い呼吸を意識しながら、凝り固まった体をほぐす |
| リラックス法 | – ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる:アロマオイルや入浴剤を入れるとさらに効果的 – 腹式呼吸:5秒かけて鼻から息を吸い、10秒かけて口からゆっくり吐き出す – ハーブティーを飲む:カモミールやラベンダーなど、リラックス効果のあるものがおすすめ |
我慢は禁物。セルフケアで改善しないなら専門家の力を借りよう
様々なセルフケアを試しても、日常生活に支障が出るほど症状が辛い場合は、一人で抱え込まずに専門家の力を借りましょう。
PMSの辛さを我慢する必要は全くありません。
適切な治療やケアを受けることは、あなた自身と、あなたの大切な人との未来を守るための賢明な選択です。
根本ケアを目指す新しい選択肢:専門サロンで心身を整える
薬や通院に抵抗がある、または体質から根本的に改善したいと考えている方には、女性特有の悩みに特化した専門サロンという新しい選択肢もあります。
当サロン「Je gueris」では、医学的知見に基づいたアプローチで、PMSや生理痛、更年期などの悩みに対応しています。
| 専門サロンで受けられるケアの例 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 特殊な電気機器による施術(フェムチェア) | 骨盤底筋を鍛え、血行を促進し、冷えやむくみを改善する |
| 体幹トレーニング指導(3Dボディ) | 自律神経を整え、代謝をアップさせる |
| メンタルサポート・カウンセリング | 専門家と話すことで、心の不安を解消し、ストレスを軽減する |
専門家による施術とカウンセリングを組み合わせることで、心と体の両面からバランスを整え、PMSに悩まされない体質を目指すことができます。
まとめ:PMSは一人で戦う問題じゃない。彼と乗り越える「二人の課題」へ
PMSによる感情の嵐は、あなた一人で耐え忍ぶべき問題ではありません。
それは、女性の体に備わった、避けがたい生理現象です。
大切なのは、その正体を正しく理解し、一人で抱え込まないこと。
そして、最も身近なパートナーである彼氏に、あなたの辛さを正直に伝え、助けを求めることです。
このブログで紹介したコミュニケーションのステップやセルフケアを参考に、彼を「最強の味方」にしてください。
PMSは「あなた個人の問題」から「二人の課題」に変わった時、それはもうただの厄介な症状ではなく、二人の絆を一層深めるための試練となるはずです。
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